1949-04-13 第5回国会 衆議院 外務委員会 第6号
○西村(熊)政府委員 占領軍がわが國に進駐して以來、連合軍の軍人軍属の日本人に対する加害行為ないし犯罪というようなものが、自動車事故だとか、ただいまお話になりましたようなB二六の墜落事件ないし押收された武器彈藥の爆破作業その他の事故に関連して、失火とか殺傷または窃盗、いろんな形で現われてきております。
○西村(熊)政府委員 占領軍がわが國に進駐して以來、連合軍の軍人軍属の日本人に対する加害行為ないし犯罪というようなものが、自動車事故だとか、ただいまお話になりましたようなB二六の墜落事件ないし押收された武器彈藥の爆破作業その他の事故に関連して、失火とか殺傷または窃盗、いろんな形で現われてきております。
そこで中共側は政府側に対して、中共の合法的地位の承認を要求するとか、また中共軍に対する武器彈藥その他軍夫の補給を要求するとか、またある場所では中共の兵隊が、政府軍のために包囲攻撃を受ける、かような事件もしばしばあつたわけでありまして、かような攻撃を中止させる、かような対國府政策に二割の力を用いる。そうして残つた一割の力をもつて日本軍に対抗する。
すなわち連合軍最高司令部は、日本國陸海軍の徹底的武裝解除を行うため、武器彈藥等一切の軍事的戰爭用器具を破壊または廃棄することになつたのでありますが、日本の戰災復興と國民生活の必需物資欠乏の現状に鑑み、これら武器等を武器として再び役立ち得ぬ程度に破壊した上は、これを日本政府に返還し、國民生活向上のために活用することとなりまして、昨年九月二十四日連合軍最高司令部より帝國政府に対し覚書の交付を見たのであります